最近は年賀状も出さなくなりカードを送り合うことも少なくなりました。
カードを送り合う場合、必ずSeason’s greetingまたはHappy holidaysを送ります。
それは私の大学の時の経験からです。
大学に入り、3年ではじめての1人海外旅行。
そして大学を休学してNGO活動でインドに行き、英語を真剣に勉強しないとと決意。
そしてその後、休学中にイスラエル🇮🇱のキブツに数ヶ月ボランティアで行きました。
まずキブツって何??
https://ja.wikipedia.org/wiki/キブツ
イスラエル国内には、約270のキブツが存在していました。
当時キブツでは、そこに家を持ち、生活しているキブツニークと、
世界各地からやってくるボランティアが住んでいて、小さいキブツは100人以下、
大きいキブツでは1000人以上もの人々が供に働き、供に食事をし、供に生活していました。
あなたのイスラエルのイメージは何でしょう?
怖い?
いいえ、私が入国したのは今から23年前になりますが
イスラエルの国内に入ると大変穏やかな国でした。
しかし、なぜイスラエルに行ったのか。
大学4年時に本当はインターンシップでオーストラリアへ1年行く予定でした。
ですが、家庭の事情でいけなくなりました。
どうしようかな??と思っていた時、
大学の先輩に留学しなくてもボランティアしてほぼお金がかからず、
英語も使えて多国籍の若者が集い勉強できると聞いたからです。
その先輩も世界旅行に行ってその途中でイスラエルに行っていた!
それから沢山調べて、これは行ける!と確信し行ったのです。
それと、初めて行ったイギリス旅行でイスラエル人の紳士(現在でも交流あり)
に会っていて色々現地情報をいただいていたのです。
メールアドレス(私は大学のメールアドレス)を交換し、インターネット黎明期でしたがメールをしあっていました。
しかし、よく親は反対しなかったものです。



ボランティアとしてキブツに参加した場合、私達は週に6日、8時間働かなければなりません。その代わり、部屋、食料、作業着、作業靴、その他生活に必要な備品などを与えられます。そして、月に3日の有給休暇、キブツによっては月に一度 Oneday trip に連れて行ってもらえるのです。

その他、キブツ内にある施設も自由に利用することができます。
具体的にイスラエルのキブツ事務所に行ってからの行動
まず、空港についた後、ホステルに行きました。
その後夜が明けた後、テルアビブのボランティア派遣の事務所に行きました。
登録すると(思ったより簡単だった)Daliaキブツを紹介され、次の日Daliaにバスで行きました。(ここら辺の詳細は次のブログで書きますね)
キブツのバス停に着いたが誰もおらず、どこに行けばいいのか分からずぼーっとしていたら、通りかかった方のバイクに乗り(笑)ボランティアブロック(ボランティアが住む場所)に連れて行ってもらいました。
そこでアメリカ人のティーンネイジャーと一つの部屋で生活しました。
(私も当時は21だったけど、年の違いを痛感しました。)
来ていた若者の年齢は高校卒業後、大学入学前の年齢が多かった(特にヨーロッパの子は多かった。)です。

日本の生活とも違うし、世界中の若者が来ていました。
アフリカからは南アフリカ、ヨーロッパはノルウエイ、スエーデン、デンマーク、ドイツ、オランダ、イギリス、イタリア、フランス、ハンガリー、北アメリカ、メキシコ、チリ、アルゼンチン、エクアドル、韓国、インド、そして日本)。
そして、ユダヤ教にのっとった生活(シャバットという安息日:金曜日の日没から土曜日の日没までを休みとしている)の中での労働を楽しみました。
イスラエルのキブツでの生活の詳細は次回に書きますが、その時に本当に色々なことを感じました。
本題に戻りますと、基本日本に住んでいると宗教について考えることはないですよね。生活上は神社にお参りしお寺にも行きますし、クリスマスを祝っていました。
ユダヤの盛大な冬祭り「ハヌカー」
イスラエルといえば、ユダヤ教の国です。年末年始に数ヶ月滞在していたので、ちょうどハヌカのお祭りもありました。ユダヤ教のイスラエルで年末を過ごすとクリスマスは祝わずハヌカをお祝いしました。
「ハヌカー」とは、ヘブライ語で「奉献」を意味するが、とくにユダヤ暦の毎年9月25日から10月2日におこなわれる盛大な冬祭りを言う。「光明祭(ヘブライ語で、ハグ・ハウーリーム)」などとも言う。
この期間、ユダヤ人家庭の多くは「ハヌキヤ」という祭具を窓辺に祀る。ハヌキヤとは、小皿の付いた八枝の燭台(もしくは、九枝の燭台)である。ハヌカー初日の晩、この小皿(もしくは、九枝のうち中央の一枝)に油を注して火を点し、その火を燭台の一枝に移す。二日目には二枝、三日目には三枝に灯火を増やし、八日目に燭台の八枝すべてを点灯する。
祭の縁起物として、市場では「スフガニヤ」という油菓子を売る。これは苺の餡を詰めて粉砂糖をまぶした揚げパンである。
https://courrier.jp/news/archives/145081/

ちょうどキッチンで働いていたのですが、油を使った料理が縁起物でしたので、私はドーナツ作りに勤しみました。(当時はなんで作っているのかわかりませんでした。)
日本の常識は世界では通用しない。それぞれに信じるものがあり、生活がある。
ということを本当によく知れた経験でした。
英語習得の醍醐味を感じる日々でした。
若い時のチャレンジは忘れませんが、この時の人々の多様性とか生活した時の楽しさや不安、悲しみなど今の生活に反映されていると思います。
そういうことで、Merry Christmasはクリスチャンへのお祝いの言葉であると知り、その後は色んなバックグラウンドがあるだろうことを想定してSeason’s greetingを送るようになりました。
お読みいただきありがとうございました。
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