私の日常/学び/子育て

【2022広島親子バスツアー2日目】2周まわって原点回帰

今年2022年8月5−6日に、西宮市主催のの広島親子バスツアー(平和・非核学習の旅)に参加しました。

17組の親子(子供は小4以上中3以下)とガイドの方は市にお住まいの被爆者の会の方2名(赤ちゃんの際(0歳と2歳)に当日は広島から疎開していたけれど、数週間後広島に戻って生活をされ広島で育った方々)と市の職員の方2名。

子供と勉強をし直すにはちょうど良いかなと気軽に応募したところ、応募180組近くいたらしいのですが、運よく当選しました。

参加した内容と考えた&思い出したことを書き綴ります。

以下は2日目の内容です。
1日目については、こちらです。

8/6の当日の動き(備忘録)

朝5時半起床。
というのも、朝食が6時からで出発が6時45分だったから。

娘の携帯の目覚まし音で起きて、一瞬どこにいるかわからないくらいぐっすり寝ておりました。

平和記念式典が始まるのが午前8時開式です。
今まで(コロナ前)は平和記念式典は誰でも参加できた(朝早くから席取りも可能)
のですが、コロナということと、安倍元首相の事件があったこともあり今年は一般人は式中は中に入れませんでした。

一番良さそうな場所を求めて、ガイドさんが目星をつけてくださったのが、原爆の子像前。
厳重な警戒が敷かれる中、日差しも出てこず、暑すぎずに過ごせました。

厳重に警備されていました。

8時過ぎにようやく式が始まりました。

が、ここで1つ誤算が。
何も聞こえない!!!!wwww

すると周りにいた方が、NHKラジオをスマホをスピーカーにして流してくださり
どんな進行かわかりました。

8時15分、その時間に黙祷をしました。

こちらは当日の朝日デジタルの記事。左端の赤いスカートで緑の帽子が私です。

隣の男性(おじいさん)とお話をしました。
その方は、毎年広島と長崎の記念式典に参加されるという栃木の方でした。
自称「平和活動家」。
娘と私に、話をしてくれたのですが、娘はおじいさん(やおばあさん)と
話をするのが好きで、「こういうお話を聞けるの好き」と言っていました。
#娘のこういう面を知れたことも収穫の1つでした。

その後、お昼過ぎまで自由行動となりました。

と言っても、選択肢は2つありました。

1.完全自由行動
2.ガイドさんが平和記念公園の碑を説明してくださりその後、
 路面電車でデパートへ行きお土産を購入する。お好み村でお昼を食べる。

おじいさん好きの娘としても、ガイドさんについて
みんなで行動したいということで2.を選択しました。

イサム・ノグチがデザインしたという橋

平和記念公園内には多くの碑が建立されております。
その多くは亡くなった方々を偲ぶものですが、
中学生や高校生の被害も多かったことも今回知りました。

当時、中学生以上は授業自体は無く、建物疎開(引用:2022/08/26 14時)といって空爆の際の延焼が起きないようにあらかじめ建物を壊す作業に従事していた生徒が多く、被爆時もその作業に従事していた方々が多かったということでした。
ですので、学校生徒ほぼ全員が被爆で亡くなるということが起きていたのでした。

ガイドの方のお姉さま(当時中学生)はその日体調が悪くてお休みをしていて、家で被爆して一命を取り留めたと聞きました。(その後も何度も手術をしながらも令和4年の現在もご健在とのことでした。)

その後、路面電車にのり、デパート「福屋」へ。

娘と私が狙っていたお土産はカープの格好をしたキューピー。
なぜ欲しいのかというと「弟に似ているから」なのですが、福屋にはありませんでした。
#”もみじまんじゅう”を買えばよかったのかもですが。

余談ですが、このキューピーは帰りに寄ったサービスエリアで見つかりました。

ぶら下がっているカープキューピー(北海道旅行時)

その後は歩いてお好み村へ。

私は広島焼き、娘は麺なしの肉玉。(という名前)

ところで、広島と大阪のお好み焼きの違いはなんでしょう?
それは、焼くときに具を混ぜるか混ぜないかの違いだそうです。

混ぜて焼く=大阪
混ぜないで焼く(具を重ねて焼く)=広島

目の前で焼いてくださり、歩き回った後の疲れを五感で癒してくれました。
本当においしかったです。

その後は平和記念公園まで歩いて帰り(途中大きな商店街も歩き)ました。

はい、これで、バスに乗り西宮へ帰ってきました。

バスの中では、行きのバスで出された「被爆クイズ」の答え合わせをしたり
ガイドの方のお話を聞いたり、輪ゴムでできる瞬間芸を教えていただいたり(!)
やっぱりあまり寝ずに(笑)帰ってきました。
18時過ぎに市役所前に到着。それぞれ帰宅の途につきました。

バスの中でガイドの方からいただいたプレゼント。

その後の私と娘

私にとっては、原点回帰の旅。そしてガイドの方から絶大なパワーをもらった旅。
娘にとっては、どんな旅だったのでしょうか。

実は、原爆の子のモデルの佐々木禎子さんをモデルにした
「千羽つる」という映画があります。

この作品は(私の)父親が以前関わったことがあるという
ことで、実家に帰った時に娘とアマゾンプライムで見ました。

いつまでアマプラで見られるかはわかりませんが、ぜひ。

昭和29年4月広島。佐々木禎子(さだこ)は小学6年生になった。活発で心の優しい禎子は友達も多くスポーツも得意で楽しい学校生活を送っていた。秋の終り、禎子は体調を崩すがなかなか回復しない。ABCC原爆傷害調査委員会の検査を受けた結果、被爆が原因の白血病であることがわかった。

amazonprime「千羽つる」より

娘と同じ年代の子が亡くなる話だったので、落ち込んでいましたが、被爆の恐ろしさなどは理解できたのではないでしょうか。

私は、その後、ウクライナとロシアの戦争や日本の政治についても、しっかり勉強したいなという意欲(だけは)が湧いてきました。

被爆の被害の理解が促進されたこともありますが、
では、なんで原爆を落とされたのか、など当時の日本や世界の状況を理解し(国際政治)
たい意欲(だけは)が湧いてきました。

国も同様ですが、人もあまりにも正論で詰めすぎると崩壊するとますます思うようになりました。

まだまだ備忘録に過ぎませんが、お読みいただきましてありがとうございました。

ABOUT ME
Shiho
7歳と10歳の子を持つ2児の母。 帰国子女でもなく、留学経験もないが、英語好きが高じてTOEICで950点(リスニング満点)を取得する。企業内TOEIC講師及び発音研修講師の経験あり。 日々楽しい!わかる!を引き出せる英語教育法を考え、学び、実践中。

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