私の日常/学び/子育て

【2022広島親子バスツアー1日目】2周まわって原点回帰

今年2022年8月5−6日に、西宮市主催のの広島親子バスツアー(平和・非核学習の旅)に参加しました。

17組の親子(子供は小4以上中3以下)とガイドの方は市にお住まいの被爆者の会の方2名(赤ちゃんの際(0歳と2歳)に当日は広島から疎開していたけれど、数週間後広島に戻って生活をされ広島で育った方々)と市の職員の方2名。

子供と勉強をし直すにはちょうど良いかなと気軽に応募したところ、応募180組近くいたらしいのですが、運よく当選しました。

参加した内容と考えた&思い出したことを書き綴ります。

以下長文ですが、英語は関係してきません。

24年ぶりに思い出したこと

結論的に書きますと、忘れていた学生時代の頃の熱い思いや問題意識を思い出したということです。

私は親の仕事の関係上、小さい頃から反戦映画を沢山見て(見させられて)きました。はだしのゲンとか数回見て、今でも覚えています。
幼い頃から平和や戦争について考える機会があり、現代史や社会問題にその当時なりに真摯に勉強して行動して自分で感じようとして他という事を思い出しました

大学の卒業研究は「核兵器廃絶に向けた国際法のアプローチ」的な内容だったことも思い出しました。忘れていました。。

大学4年生の夏には青春18きっぷを使って日本を旅して、最終目的地は広島の原爆資料館でした。(当時は1人で旅するのがカッコよいと思っていたので、所々で友人や親戚に会い1人でユースホステルに泊まり電車で移動し、電車の中で本を読むというスタイルでした。)そして、24年前も8月6日に広島入りして、山上のユースホステルに泊まり、ホステルのテレビで広島出身の綾瀬はるかさんと筑紫哲也キャスターが対談していたことを今でも覚えています。(綾瀬はるかさんは高校生だったかと思います。)

大学4年生の卒業旅行では、東ヨーロッパを中心に収容所などの第二次戦争の爪痕を周り(ドイツのベルリン、ポーランドのワルシャワ&クラクフ、チェコスロバキアのプラハ、ハンガリーのブタペスト)、オーストラリアのウイーンでザッハトルテを食べ、最終的には友人に会いにオランダ(ハーグの国際司法裁判所やアムステルダムではアンネの隠れ家、友人のいるライデン)に行きました。
大学3年の際には休学してイスラエルに行ったこともあり、ユダヤ人の歴史に非常に気持ちがあり、目で色々確かめたくて行ったことを思い出しました。

まあ、なんというか社会派だった事を思い出しました

8/5の当日の動き(備忘録)

8時半に市役所前のバスに乗りました。
雨が降っていたのでバスに乗り説明を受けました。
市長もバスに乗ってお話をされ、西宮の空爆の話をされました。(知らなかった)
市長がバスを降り、出発!

広島到着予定が14時半。計6時間。
バスの中でゆっくり寝られるかな、、と思っていましたが、西宮空爆や原爆に関するDVD鑑賞やガイドの方のお話しを聞きながら過ごしました。
(私はあんまり寝られませんでした。www)
被爆者の会のガイドの方が77歳で、とてもお元気で色々なお話しをしてくださり、娘も聞き入りました。

2度SAで休憩しました。娘は早速お土産を見て周りキャアキャア言ってました。
ショッピングが大好きな娘にとってお土産を見ることが本当に楽しそう。

14時半頃、曇天の広島に到着しました。
相生橋近辺(原爆ドーム前)でバスから下り、原爆の子の像付近の折り鶴奉納場所へ個々&市が用意した折り鶴を奉納しました。

原爆の子の像

原爆の子の像の鐘を鳴らす娘

折り鶴を奉納する場所が数カ所ありました。あふれんばかりの折り鶴。

平和記念公園を横切り、平和祈念資料館へ。

広島平和記念資料館は2017年にリニューアルされていて、、演出からか暗くて私には見づらい展示でした。(もっと強い眼鏡を持っていくべきでした)

私も気持ちが落ち込みましたが、小5の娘もズドンと凹んだ様子。

今回2回目の訪問の私は、道中の勉強で改めて知った事ですが、平和公園一体は元々繁華街だったという事です。原爆の被害として、その繁華街が消えたという事実。
平和公園一帯に数千もの人々が住み、商売をし、普通に生活をしていたという事に今までは思いがよっていませんでした。

17時に宿舎”広島ダイアモンドホテル”に到着しました。
綺麗なホテルでした。娘としばし休憩した後、18時から夕食。
こちらの内容でした。↓

スープ、サラダ、ミックスグリル、ご飯(普通に美味しかったです。)

ちなみにこのツアーの参加料は1人5000円です。

これで終わりではなく、19時過ぎに夕食を食べた広い会議室に集まり、地元のボランティアの方による出前朗読会がありました。

原爆被害のDVDを見て、被爆体験記・原爆詩の朗読を聞きました。
当時の大人の悔恨や、お子さんの亡くなった親への想いなど。
当人の想いがぎゅっと詰まった詩に今更ながら苦しくなりました。

朗読会は聞くだけでなく、参加者も朗読をする機会があり、
声を出すことは聞くだけと全く違い、気持ちが入りました。
親の方でみんなの前で読まれた方は、声が詰まってました。

ここで1日目は終了です。

寝る前に、この漫画をamazonKindleで読み直しました。

夕凪の街 桜の国 Kindle版
昭和30年、ヒロシマを舞台に一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き市井の人たちにとって戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのか。こうの史代が描く渾身の問題作。(Amazonから抜粋)



2世代に渡る広島で被曝した家族のお話です。本人たちの想いや被害(風評被害も含まれる)に関して温かいタッチで書かれています。朗読会や資料館の資料やガイドさんのお話を通じて他人事ではない話、自分ごととして読むことができました。読みやすくとても感動的な家族のお話です。

こうの史代さんは「この世界の片隅で」の漫画で有名な方です。
私はこちらを漫画と映画で見ており、実は呉に行きたいと思っていました。


2世代に渡る広島で被曝した家族のお話です。本人たちの想いや被害(風評被害も含まれる)に関して温かいタッチで書かれています。朗読会や資料館の資料やガイドさんのお話を通じて他人事ではない話、自分ごととして読むことができました。読みやすくとても感動的な家族のお話です。

昨年の夏、終戦の日に「歴史は未来のお勉強」を書いております。
戦争の歴史に関する本で読んでおくべきものを列挙しております。
ぜひお気軽に覗いてみてくださいませ。

2日目はまた書きます。
お読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
Shiho
7歳と10歳の子を持つ2児の母。 帰国子女でもなく、留学経験もないが、英語好きが高じてTOEICで950点(リスニング満点)を取得する。企業内TOEIC講師及び発音研修講師の経験あり。 日々楽しい!わかる!を引き出せる英語教育法を考え、学び、実践中。

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