語学の学習につきものの「すぐに忘れちゃう」という現象。
辛いですよね。
歳かな?諦めた方が良いのかな?とも思ってしまう。
脳の特性を加味して「音読」すると頭に残るんです!
音読、オーバーラッピング、シャドーイング、などなど語学習得界隈では声を出して学習する方法は必ずと言って出てきますね。
音読がなぜ語学学習に良いのかは、以下の本を参考にしています。
かつ、私と生徒さんに試していただいて効果を感じています。
左の画像をクリックするとAmazonの販売ページに行きます。
「音読で外国語が話せるようになる科学」門田修平 著
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まず、音読の効果を確認しましょう。
音読と聞いて、どんなイメージがありますか??
なんか立って読まされるイメージ?(古い)
ただ字を読んで声に出しているように思える音読ですが
その効果は大きく2つ!あります。
見逃せません。
1.脳の活性効果
音読をすると、脳が活性化します。
音読は、以下の4つの動作を同時に行う多重処理なのです。
1.音韻符号化(文字を音に変化)
2.文法・意味処理
3.発音(発声)
4.聴覚フィードバック(自身で聞いている)
実際に、音読をしている時の脳の様子をMRIを使ってみたところ、
大脳の広範囲で活性化していることがわかりました。
実際に音読トレーニングが脳を鍛え、認知症の改善・予防にも効くと証明されています。
2.語学の4スキルも伸びる
語学の4スキル、それはリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングですね。それらの音読による影響が実験的にも証明されています。
リスニング:リスニング能力が伸びる!
リーディング:リーディング速度(wpm: words per minuite)が早くなる!
スピーキング(表現力、語彙力):語彙力定着に効果あり、表現力も伸びた!
ライティング:向上に効果あり。
脳を活性化させ、語学力も伸ばせる音読最高ですね。
音読の前に準備しておくもの
さあ!音読しよう!という場合、まずは用意していただきたいものがあります。
1.テキスト
読むので、文字化されている必要があります。
そして、内容を十分理解していること。
自分のレベルに合った(格段優しいものの方が良い)
内容を理解していることがとても重要です。
それであるからこそ、スピーキングスキル向上に直結するのです。
2.英語のモデル音声のある素材であること
音声が必要です。ある教材を使う場合はそれで良いのですが
無い場合は、google翻訳などの無料アプリで作れます。
テキストを貼り付けるだけで音声化してくれるアプリやサービスは
今とても多いですのでそれをご利用ください。
脳に残る音読の方法
では、実践編へ!
その前に、、
脳の仕組みについて
2秒以内の句、節、文であれば
それを記憶に留めることができる。
復唱できると言われています。
脳の仕組みを知って効果的な音読方法を知る
なので、まず記憶したいものは
2秒以内に区切ります。
例えば、
I went to the supermarket to buy tomatoes.という文章ならば
1息に1文は2秒を超えてしまうので
I went to the supermarket 1行目
to buy tomatoes. 2行目
文章を2つに分けます。
- パラレルリーディング
聞いて言うの繰り返しで 短期記憶から長期記憶に移行しやすい。 - Read and Lookup
見て言う、見ないで言うの繰り返し - Virtual Interaction
なりきって感情込めて言う
インスタに動画でその様子をあげております。
仕上げ:さらに分散学習する
その後、人は忘れやすいので分散させて何度も学習する方法が必要です。
明日、1週間後、1ヶ月後、、
この仕上げを短い時間で繰り返してください。
自らやることが難しいならばとっておきのアプリケーションがあります。
その名も「AnkiApp」分散学習アプリです。
入力には画像からテキストから可能で音声変換も可能。
回答結果に基づいてアルゴリズムが動き頻度を計算してくれます。
無料ですのでこれを使わない手はない🖐️
「AnkiApp」スマートフォン、PCのアプリ
私もこれを使って毎日学習していますよ。
インスタに動画でその様子をあげております。
お読みいただきありがとうございました。
少しでも英語の学習にお役に立てれば幸いです。
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