英語習得の目的って何だろう?
みなさん、なんで英語を勉強してますか?
学校の成績のため?
仕事で使うため?
楽しみのため?
将来のため?
みんなそれぞれですよね。何となく〜という方もいるかもしれません。
答えに正解はないです。人それぞれ、モチベーションがあって英語を勉強していますよね。
自分なりの答えを言語化してみてください。
英語習得には時間もエネルギーも必要なので、この目的を言語化することは大事です。
私、最近自分自身で英語習得の目的を再確認しました。
私の目的は、他者理解です。もっと相手の文化を知りたい、理解したい。面白い!と思いたい。興味が尽きない。
英語はツールに過ぎません。
他者の意見を知る。情報を知る。自分の意見を伝える。
こうやって英語は活用されてなんぼだと思うのです。
英語の3大要素は
○単語
○文法
○発音
だと思っています。
特に私は、学校で教えられない発音の側面からみんなの学習をバックアップして、みんなが英語を使って意思疎通、情報取得ができるようになればいいなと願っています。
Halloweenなど、初めは興味ありませんでした。
英語講師として働くようになって、違和感を感じたことの一つとして、英語の文化のイベント(Halloween,Easterなど)に正直親しみが湧かなかったんですよね。
自分がアメリカで育ってHalloweenを楽しんだりしたことなかったし、Easterもキリスト教のお祭りであり、特にそれをイベントでする面白みを感じなかったことがありました。
特にHalloweenとかここ5年くらいだし、薄気味悪いし、子供のイベントということで参加したりしてましたが、これといって意味を理解してませんでした。
でも、最近、自らその歴史などを知りレッスンで使うようになったら、歴史好き、世界史好きの血が騒ぎ出しました。(笑)
こちらのレッスンでは、小1女子と小5男子のご兄弟で受けていただきました。小5男子のお兄さんが歴史や日本の風習に詳しく、ハロウインからの歴史話として内容が膨らみました。
・Halloweenはそもそも2000年前のケルト人のお祭り(11/1は新年)で新年の前日に亡くなった人々が帰ってくると思われていた。
⇨それって、日本のお盆と一緒じゃん!(小5男子)
⇨日本で2000年前て縄文時代?(私)→弥生初期です。(小5男子)
・ケルト人ってどこに住んでいる人々?
・8世紀にはカトリックのグレゴリー3世が11/1をAll Hallow’s Dayと制定。10/31はHallos EveからHalloweenという呼び名に。
⇨日本は平安時代ですね(小5男子)賢い!
guising 仮装
souling 亡くなった親戚を偲ぶ
・ケルト人の多いスコットランド、アイルランドから19世紀にアメリカに移民が到着し、アメリカでHalloweenが定着。
・第二次世界大戦後、アメリカでファミリー中心の子供中心のイベントになっていく。
・今はBigBusiness!コスチューム代だけでも25億ドル(約2500億円)、キャンディー代金も踏まえると60億(約6000億円)
こちらのYoutubeから知識は頂戴しております。Bet You Didn’t know Halloween History
世界はもはや繋がっているので、イベントも地域性などが薄れてきているとはいえ、その概念を知ってイベントを楽しむのとでは違いますね。
英語の醍醐味は他者理解であり、そして自分の意見や文化もしっかり伝えるツールであるというのをひしひしと感じております。ですので、生徒さんにもここの楽しさを自ら感じられるようになってほしいです。